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VHF-DX blog ~海外FMを聞く~

FM-DXの受信情報や受信音を紹介します 時間は全てJSTです

懐かしのQSL 中国の時報局

BPV-15000kHz

受信日時=1981年1月12日 11:00~11:01、11:30~11:31

  BPV

 上海天文台の時報局です。
現在は廃止されています。


BPM-15000kHz

受信日時=1981年1月10日 10:58~

  BPM

陝西省西安天文台の時報局です。
こちらは今も健在で、最近でもベリカードの返信があるようです。


現在はほぼVHF-DXオンリーですが、昔は見境無く聞いていました。
国内民放中波(全国制覇済)、インドネシア、アフリカ、南米、中波・・・・・などなど。
この時期はユーティリティ局にも凝っていて、片っ端からレポートを送っていました。
返信を貰った局を列挙すると、

船舶気象通報局(20局ほど)
東京マーチス
東京ボルメット
ホノルルボルメット
銚子無線電報局(JCS)
神戸無線電報局(JCK)
長崎無線電報局(JOS)
ウルシグラム放送(JJD)
KDD(JBL-74)

時報局は

日本のJJY
中国のBPM、BPV
台湾のBSF
オーストラリアのVNG
アメリカのWWV、WWVH
ベネズエラのYVTO
ブラジルのPPR
アルゼンチンのLOL3、LQC20
フランスのFTN87
西ドイツのDAM
チェコスロバキアのOLB5
南アフリカのZSC

現在も国内民放再制覇やNHK、ユーティリティなどには興味を引かれますが、
受信機器がほとんどVHF-DX専用で中・短波帯は今イチである上、
手を出すとキリがなさそうなので躊躇しています。

懐かしのQSL 新疆人民広播電台

新疆人民広播電台-4520kHz

受信日時=1981年5月10日 01:18~02:30

  新疆人民広播電台1

  新疆人民広播電台2

「收听证明卡」という表記は同局だけでした。
「卡」は「卡片(kǎpiàn)」の略で「カード」の意味です。

懐かしのQSL 青海人民広播電台

青海人民広播電台

受信日時=1980年11月10日 23:09~23:29 4940kHz

  青海人民広播電台1

受信日時=1981年1月14日 22:59~23:30 6260kHz

  青海人民広播電台2

  青海人民広播電台3

上の達筆のレターの方に有り難みを感じるのは私だけ?
最近の中国からの返信を見るとプリントアウトの手紙ですし、
国内を含めて手書きはめっきり減りましたね。

懐かしのQSL 雲南人民広播電台

雲南人民広播電台-6937kHz

受信日時=1981年1月15日 00:00~00:30

  雲南人民広播電台1

  雲南人民広播電台2

うーん、この局の確認文にも日本の書体が混じってますね。

懐かしのQSL 湖南人民広播電台

湖南人民広播電台-4990kHz

受信日時=1980年9月9日 22:00~

  湖南人民広播電台1


受信日時=1981年10月1日

  湖南人民広播電台2

  湖南人民広播電台3

局印は両方とも同じものです。
上の方が大きく見えるのはカードのサイズが小さいからです。
6.5cm×9cmしかありません。

「湖南人民广播电台编辑」と現在は使われていない字があります。
「卩」は「部」の第二次簡化方案草案における簡体字です。

遼寧省の本渓人民広播電台の局印にも二簡字が使用されています。
「広播」の「播」が「手偏に布」になっています。

結局、この第二次簡化方案草案は1986年に廃案になりました。

懐かしのQSL 湖北人民広播電台

湖北人民広播電台-3940kHz

受信日時=1981年1月15日 07:04~07:56

  湖北人民広播電台

これも裏が真っ白です。返信に1年かかりました。

この当時、中国局の周波数表記は「千周(キロサイクル)」だったのですが、
湖北のように「千赫(キロヘルツ)」と表記する局がボツボツと出始めました。
1980年代後半の県級FM開局ラッシュの時は「兆赫」と言っていたように記憶しています。

「周」は意訳で「サイクル」、「赫」は音訳の「赫兹(hèzī)」の略で「ヘルツ」です。
kHzが1000Hzなので「千赫」は当然として、MHzは1000000Hzなので「百万赫」のはずですが、
何故か1000000000000Hzは1THzなのに「兆赫」がMHzを表します。
以前、理由を何処かで聞いたような気もしますが忘れました・・・。

懐かしのQSL 福建人民広播電台

福建人民広播電台-4975kHz

受信日時=1980年9月29日 22:42~23:00

  湖南人民広播電台1

  湖南人民広播電台2

今回初めて気付いたのですが、「广播收听」になっています。
繁体字で「證」、簡体字で「证」、「証」は日本の字体ですよね。

福建省には人民解放軍運営の福建前線広播電台ってのもありましたね。

懐かしのQSL 山東人民広播電台

山東人民広播電台-918kHz

受信日時=1980年12月10日 00:22~00:27

  山東人民広播電台1

  山東人民広播電台2

同局からの返信は全て手書きデータでした。
カレンダーを送ってくれたこともあり、サービスの良い局でした。

懐かしのQSL 内蒙古人民広播電台

内蒙古人民広播電台-3970kHz

受信日時=1980年12月6日 22:20~23:05

  内蒙古人民広播電台

裏は真っ白です。今なら別に何とも思いませんが、
ベリカード集めに凝っていた当時はがっかりした覚えがあります。

懐かしのQSL 延辺人民広播電台

延辺人民広播電台(朝鮮語)-1206kHz

受信日時=1981年2月27日 22:00~22:18

  延辺人民放送局

このベリレターをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
この当時、中国局では日本語講座がブーム(?)で、各局で受信できました。
その中でも独自の日本語レターを発行したのは同局だけと思われます。

懐かしのQSL 黒竜江人民広播電台

黒竜江人民広播電台-4925kHz

受信日時=1985年4月12日 18:00~20:00

  黒竜江人民放送局1

  黒竜江人民放送局2

朝鮮語番組を聞いて受信報告書を送りました。
中国語番組に対する報告には返信がありませんでした。
現在の朝鮮語は中波とFMのみで、
103.5MHzで同局らしい朝鮮語が受信できています。

懐かしのQSL 本渓人民広播電台(遼寧省)

本渓人民広播電台-1296kHz

受信日時=1982年1月14日 23:04~23:29

  本渓人民広播電台

当地で受信できた数少ない地級の中波局で、
当時は『短波』誌に返信情報があると片っ端から受信報告書を送っていました。

ベリカードを送ってくれた局でもカードと共に
このような専用の便箋の手紙が同封されていることがありました。

懐かしのQSL 遼寧人民広播電台

遼寧人民広播電台-4840kHz

受信日時=1980年10月18日 06:20~06:24

  遼寧人民広播電台1

  遼寧人民広播電台2

確認文面は全国共通ですが、遼寧で独自に印刷したようです。
FMでも常連局でしたが、レポートは没になったと記憶しています。

懐かしのQSL 中央人民広播電台

中央人民広播電台

受信日時=1980年9月29日 22:00~22:40 12015kHz

  中央人民広播電台1

  中央人民広播電台2


受信日時=1980年12月6日 21:35~22:12 9020kHz

  中央人民広播電台3

  中央人民広播電台4

中国FM局からの返信は前回の上海人民広播電台だけでした。
いきなり終了です(笑)。もっとあると思っていたのですが・・・。
しかし、短波で受信できた局はひと通り受信報告書を出しているので、
ここからは三昔近く前の中国地方局からの返信を紹介します。

懐かしのQSL 上海人民広播電台

上海人民広播電台-100.0MHz

受信日時=1982年7月11日 12:50~13:57

  上海人民広播電台1   上海人民広播電台2

中・短波とパラが多かった中国のFM局ですが、
上海はFM独自番組の先駆けでした。
ベリカードも全国共通のものが多かった中、
上海では独自のベリカードが発行されました。
前年の中波の受信報告には共通カードが発行されていました。

  上海人民広播電台3
  
  Shanhai4.jpg

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