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VHF-DX blog ~海外FMを聞く~

FM-DXの受信情報や受信音を紹介します 時間は全てJSTです

懐かしのQSL 船舶気象通報 「えさん」

廃止された船舶気象通報 「えさん」 のベリカードです。写真焼き付け印画紙の葉書です。
現在、恵山岬灯台の気象情報は 「しりや」 「たっぴ」 で放送されています。

えさん

えさん

懐かしのQSL 船舶気象通報 「めしま」

廃止された船舶気象通報 「めしま」 のベリレターです。最後の有人灯台 「女島灯台」 だそうです。
現在、「おおせさき」 で女島灯台の気象状況が放送されていますが、ここが後継となるのでしょうか。

めしま

懐かしのQSL HBCラジオ地方局

HBCラジオの地方局は30年前に全局から返信を貰っています。この時は既に全局共通のカードです。
札幌が1977年、函館のSTLが1996年、それ以外は1980年12月~1981年1月の受信です。
今は旭川、帯広と立て続き札幌本社に転送されているので、地方局からの返信は期待できないでしょう。

■札幌放送局

HBC札幌   HBC札幌_図

■函館放送局

HBC函館   HBC共通1

HBC函館   HBC函館_図

函館放送局からは少し前に古いデザインのカードによる返信をいただいています。
最近は旭川、帯広の例もあるので、今は函館に出す気が失せてしまいました。
http://fmdx.blog81.fc2.com/blog-entry-441.html

■旭川放送局

HBC旭川   HBC共通1

■帯広放送局

HBC帯広   HBC共通1

■室蘭放送局

HBC室蘭   HBC共通1

■釧路放送局

HBC釧路   HBC共通1

月曜早朝に放送していた 『パンチ1404釧路ですオハヨウ』 の受信報告でしょうね。

■北見放送局

HBC北見   HBC北見_図

懐かしのQSL NHK宮崎放送局

最近、中波ばかり聞いていたらNHKのローカル番組が結構聞こえます。これならと、昔のVCLの虫が騒ぎ出し、
過去の手持ちのカードをチェックしたらウェブで見たことがないNHK宮崎放送局のベリカードが出てきました。

NHK宮崎   NHK宮崎

NHKはEスポ絡みで送っているだけなので、地元のNHKもまだだと大変でしょうが・・・。

懐かしのQSL ウルシグラム放送

ウルシグラム放送(JJD)-10415kHz
受信日時=1982年5月10日 1700~1747

ウルシグラム放送

ウルシグラム放送とは電波研究所(現、通信総合研究所)が行っていた業務局で、
内容は太陽活動などの情報を伝えるモールスによる数字の羅列でした。
QSLに同封されていたコードブック(解読表)を基にして解読し、
内容から電波伝搬に関する情報が掴めるのではなどと考えて何回か挑戦しましたが、
所詮は素人の高校生、モールスを聞き取る段階で挫折しました Orz。

資料によると1982年受信当時は臼井送信所からの送信で、
1986年7月に名崎送信所に移り、1995年6月に廃止されました。

懐かしのQSL BTAこがねいFMどうきじっけん

BTAこがねいFMどうきじっけん-76.1MHz
受信日時=1994年11月9日 0818~

 BTAこがねいFMどうきじっけん

PFCです。
放送技術開発協議会(BTA)によるFM同期放送の実験局(そのまんまですがw)。
小金井市の郵政省通信総合研究所と八王子某所の2地点から電波を発射していました。
ウェブで調べても同局に関する情報は皆無で、当時のJVUDXC会報の情報によると、
放送期間は1994年10月3日~12月中旬で、アナウンス以外はミュージックバードの中継。
ベリカードは発行しないが、PFCなら確認するとの情報があり、送付しました。
現在、BTAは電波産業会(ARIB)になっています。

★1994年11月9日 0819~ 76.1MHzの受信音

懐かしのQSL 馬山文化放送

馬山文化放送-990kHz
受信日時=1981年1月12日 17:37~18:11

馬山市は2010年7月1日に昌原市に編入され、馬山文化放送も昌原文化放送になりました。

馬山文化放送

馬山文化放送

馬山文化放送

最近はEsシーズン終盤の雰囲気です。
発生も少ないですし、オープンしてもMUFが上がりません。

懐かしのQSL 益世広播電台

益世広播電台-1400kHz

受信日時=1981年11月11日 00:58~01:04

  益世広播電台

基隆市のカトリック系の放送局です。
この局も9kHzセパレーションの合間でよく聞こえていました。
現在は1404kHzなので受信は不可能でしょう。

http://yishih.ehosting.com.tw/ (音楽が流れます)

懐かしのQSL 正声広播公司

正声広播公司-雲林広播電台 北港転播台-1386kHz

受信日時=1981年4月17日 01:13~01:54

  正声広播公司

雲林の北港転播台は675kHzにQSYしたようです。
台北ではFM放送が104.1MHzで放送されています。
でも104.1MHzで台湾局を受信したことはないんですよね。

懐かしのQSL BSF

BSF-15000kHz

受信日時=1980年12月2日 18:55~、19:25~、19:55~

  BSF1

  BSF2

台湾の時報局です。
どうも2004年から停波しているようです。

懐かしのQSL 台湾広播公司

台湾広播公司(台北)-1323kHz
受信日時=1982年1月12日 01:39~02:34

  台湾広播公司1
     
台湾広播公司(新竹)-1206kHz
受信日時=1982年9月14日 01:25~02:03

  台湾広播公司2

新竹は転送されて台北から届きました。
この両局は今でも神奈川で聞こえるようです。

懐かしのQSL 警察広播電台

警察広播電台(台南)-1310kHz

受信日時=1981年4月27日 02:47~04:09

  警察広播公司1

  警察広播公司2

1977年に9kHzセパレーションに変更された後も台湾局の多くはそのまま残り、
徐々にQSYしていたものの1981年当時も旧周波数に残っていた局がありました。
1310kHzは9kHzセパレーションの真ん中で、FBに聞こえていました。
現在ではFMの方が受信しやすいかもしれません。

懐かしのQSL 中華広播公司

中華広播公司-1026kHz

受信日時=1981年4月14日 02:40~03:08

  中華広播公司

台北県三重市の民放です。
現在の私の貧弱な設備では1026kHzでNHK第一しか聞こえません。
ASIAWAVESによると出力1kw、INACTIVEとなっています。

懐かしのQSL 亜洲之声

亜洲之声-612kHz

受信日時=1983年10月20日 00:20~00:30

  亜洲之声1

  亜洲之声2

中央広播電台(中国広播公司)の東南アジア向け放送の亜洲之声です。
1979年から2001年まで放送されていました。

懐かしのQSL 中国広播公司-台南広播電台

中国広播公司-台南広播電台-1539kHz

受信日時=1981年4月19日 01:00~01:16

  中国広播公司台南広播電台

当時はNHKや韓国のKBSは24時放送を行っておらず、
中国局も現在とは比べ物にならないくらい局数が少なくて、
深夜はアチコチで台湾局が聞こえていました。

懐かしのQSL 中央広播電台

中央広播電台-6040kHz

受信日時=1980年10月31日 00:25~01:30

  中央広播電台

中国局のQSLに続き、今回からは台湾局のQSLを紹介します。
と言っても台湾FM局からの返信は貰っていません。
台湾FMの開局ラッシュ以降は受信報告書を送っていないからです。
大昔に軍中広播電台(現、漢声)に送ったことはありますがボツになりました。

まずは中央広播電台です。B5サイズの大型QSLは表彰状のようです。
大陸向けの中央広播電台は激しいジャミングでほとんど聞こえませんでした。
現在は台湾国際放送になっています。



いちはらFMから返信があったようですが、私の所には届いていません。
これでは6月23日初日に受信して速達で受信報告書を送った意味がありません。
所詮お遊びはお遊びなので文句は言いませんが、テンションだだ下がりです。

懐かしのQSL 中国の時報局

BPV-15000kHz

受信日時=1981年1月12日 11:00~11:01、11:30~11:31

  BPV

 上海天文台の時報局です。
現在は廃止されています。


BPM-15000kHz

受信日時=1981年1月10日 10:58~

  BPM

陝西省西安天文台の時報局です。
こちらは今も健在で、最近でもベリカードの返信があるようです。


現在はほぼVHF-DXオンリーですが、昔は見境無く聞いていました。
国内民放中波(全国制覇済)、インドネシア、アフリカ、南米、中波・・・・・などなど。
この時期はユーティリティ局にも凝っていて、片っ端からレポートを送っていました。
返信を貰った局を列挙すると、

船舶気象通報局(20局ほど)
東京マーチス
東京ボルメット
ホノルルボルメット
銚子無線電報局(JCS)
神戸無線電報局(JCK)
長崎無線電報局(JOS)
ウルシグラム放送(JJD)
KDD(JBL-74)

時報局は

日本のJJY
中国のBPM、BPV
台湾のBSF
オーストラリアのVNG
アメリカのWWV、WWVH
ベネズエラのYVTO
ブラジルのPPR
アルゼンチンのLOL3、LQC20
フランスのFTN87
西ドイツのDAM
チェコスロバキアのOLB5
南アフリカのZSC

現在も国内民放再制覇やNHK、ユーティリティなどには興味を引かれますが、
受信機器がほとんどVHF-DX専用で中・短波帯は今イチである上、
手を出すとキリがなさそうなので躊躇しています。

懐かしのQSL 新疆人民広播電台

新疆人民広播電台-4520kHz

受信日時=1981年5月10日 01:18~02:30

  新疆人民広播電台1

  新疆人民広播電台2

「收听证明卡」という表記は同局だけでした。
「卡」は「卡片(kǎpiàn)」の略で「カード」の意味です。

懐かしのQSL 青海人民広播電台

青海人民広播電台

受信日時=1980年11月10日 23:09~23:29 4940kHz

  青海人民広播電台1

受信日時=1981年1月14日 22:59~23:30 6260kHz

  青海人民広播電台2

  青海人民広播電台3

上の達筆のレターの方に有り難みを感じるのは私だけ?
最近の中国からの返信を見るとプリントアウトの手紙ですし、
国内を含めて手書きはめっきり減りましたね。

懐かしのQSL 雲南人民広播電台

雲南人民広播電台-6937kHz

受信日時=1981年1月15日 00:00~00:30

  雲南人民広播電台1

  雲南人民広播電台2

うーん、この局の確認文にも日本の書体が混じってますね。

懐かしのQSL 湖南人民広播電台

湖南人民広播電台-4990kHz

受信日時=1980年9月9日 22:00~

  湖南人民広播電台1


受信日時=1981年10月1日

  湖南人民広播電台2

  湖南人民広播電台3

局印は両方とも同じものです。
上の方が大きく見えるのはカードのサイズが小さいからです。
6.5cm×9cmしかありません。

「湖南人民广播电台编辑」と現在は使われていない字があります。
「卩」は「部」の第二次簡化方案草案における簡体字です。

遼寧省の本渓人民広播電台の局印にも二簡字が使用されています。
「広播」の「播」が「手偏に布」になっています。

結局、この第二次簡化方案草案は1986年に廃案になりました。

懐かしのQSL 湖北人民広播電台

湖北人民広播電台-3940kHz

受信日時=1981年1月15日 07:04~07:56

  湖北人民広播電台

これも裏が真っ白です。返信に1年かかりました。

この当時、中国局の周波数表記は「千周(キロサイクル)」だったのですが、
湖北のように「千赫(キロヘルツ)」と表記する局がボツボツと出始めました。
1980年代後半の県級FM開局ラッシュの時は「兆赫」と言っていたように記憶しています。

「周」は意訳で「サイクル」、「赫」は音訳の「赫兹(hèzī)」の略で「ヘルツ」です。
kHzが1000Hzなので「千赫」は当然として、MHzは1000000Hzなので「百万赫」のはずですが、
何故か1000000000000Hzは1THzなのに「兆赫」がMHzを表します。
以前、理由を何処かで聞いたような気もしますが忘れました・・・。

懐かしのQSL 福建人民広播電台

福建人民広播電台-4975kHz

受信日時=1980年9月29日 22:42~23:00

  湖南人民広播電台1

  湖南人民広播電台2

今回初めて気付いたのですが、「广播收听」になっています。
繁体字で「證」、簡体字で「证」、「証」は日本の字体ですよね。

福建省には人民解放軍運営の福建前線広播電台ってのもありましたね。

懐かしのQSL 山東人民広播電台

山東人民広播電台-918kHz

受信日時=1980年12月10日 00:22~00:27

  山東人民広播電台1

  山東人民広播電台2

同局からの返信は全て手書きデータでした。
カレンダーを送ってくれたこともあり、サービスの良い局でした。

懐かしのQSL 内蒙古人民広播電台

内蒙古人民広播電台-3970kHz

受信日時=1980年12月6日 22:20~23:05

  内蒙古人民広播電台

裏は真っ白です。今なら別に何とも思いませんが、
ベリカード集めに凝っていた当時はがっかりした覚えがあります。

懐かしのQSL 延辺人民広播電台

延辺人民広播電台(朝鮮語)-1206kHz

受信日時=1981年2月27日 22:00~22:18

  延辺人民放送局

このベリレターをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
この当時、中国局では日本語講座がブーム(?)で、各局で受信できました。
その中でも独自の日本語レターを発行したのは同局だけと思われます。

懐かしのQSL 黒竜江人民広播電台

黒竜江人民広播電台-4925kHz

受信日時=1985年4月12日 18:00~20:00

  黒竜江人民放送局1

  黒竜江人民放送局2

朝鮮語番組を聞いて受信報告書を送りました。
中国語番組に対する報告には返信がありませんでした。
現在の朝鮮語は中波とFMのみで、
103.5MHzで同局らしい朝鮮語が受信できています。

懐かしのQSL 本渓人民広播電台(遼寧省)

本渓人民広播電台-1296kHz

受信日時=1982年1月14日 23:04~23:29

  本渓人民広播電台

当地で受信できた数少ない地級の中波局で、
当時は『短波』誌に返信情報があると片っ端から受信報告書を送っていました。

ベリカードを送ってくれた局でもカードと共に
このような専用の便箋の手紙が同封されていることがありました。

懐かしのQSL 遼寧人民広播電台

遼寧人民広播電台-4840kHz

受信日時=1980年10月18日 06:20~06:24

  遼寧人民広播電台1

  遼寧人民広播電台2

確認文面は全国共通ですが、遼寧で独自に印刷したようです。
FMでも常連局でしたが、レポートは没になったと記憶しています。

懐かしのQSL 中央人民広播電台

中央人民広播電台

受信日時=1980年9月29日 22:00~22:40 12015kHz

  中央人民広播電台1

  中央人民広播電台2


受信日時=1980年12月6日 21:35~22:12 9020kHz

  中央人民広播電台3

  中央人民広播電台4

中国FM局からの返信は前回の上海人民広播電台だけでした。
いきなり終了です(笑)。もっとあると思っていたのですが・・・。
しかし、短波で受信できた局はひと通り受信報告書を出しているので、
ここからは三昔近く前の中国地方局からの返信を紹介します。

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